能楽
これは2004年度公演の演目です
京都芸術センター伝統芸術創造プログラム
 継ぐこと・伝えること27〜同世代のふたり〜
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8月5日(木) 19:00〜 京都芸術センター 講堂
出演:市川右近(歌舞伎俳優)、片山伸吾(観世流能楽師) 司会 松岡亮
演目:舞囃子「船弁慶」(*一部) 歌舞伎舞踊「静と知盛」

入場料:一般 2000円(前売り 1800円)
高校生以下(前売・当日とも)500円
主催:京都芸術センター
協賛:関西楽劇フェスティバル協議会

[公演内容]
継ぐこと・伝えることは、伝統芸能への最初の一歩。
代々受け継がれていくものには様々なものがありますが、<継ぐこと>と<伝えること>の間には、熱くて深い現代の葛藤があります。「今」に受け継がれている伝統芸能をこのシリーズを通して感じていただければ幸いです。
今年のテーマは「ふたり」。今回は、歌舞伎と能の次世代を担う若手ホープのおふたり。ジャンルと環境の異なるふたりが、どのように芸を継承し伝えようとしているか、おふたりのお話と実演をまじえながらお届けします。
なら燈花会能TOP▲
8月6日(金) 18:00〜 奈良県新公会堂 能楽ホール
演目・出演者:
狂言「末広がり」 茂山千作、松本薫、茂山千之丞
舞囃子「岩船」 金剛永謹
狂言「千鳥」 大蔵彌太郎、大林秀夫、竹内寛
能「青丹吉(あおによし)」 櫻間右陣、森常好、金春欣三、他

入場料:5000円(前売り 4500円) 特別指定席10000円
主催:NPO法人 奈良能
共催:関西楽劇フェスティバル協議会

[公演内容]
8月5日から15日まで奈良公園を舞台に開催される灯りの祭典である「なら燈花会」にあわせて開催される。本年は、奈良ゆかりの高濱虚子原作の新作能「あおによし」を稲畑汀子が改作したものを演能する。
「2千年を越えて生き続ける楠の木の如くに長い歴史を経ている奈良の仏像。また、古樹の繁った木の葉のように幾代を経てなお美しい万葉の歌。それらは天然の中から人を伝わって生まれて来たことに於いてひとつに通じる心を持つ」。
以上を主題に 前シテ 歌詠みの男、後シテ 仏像の材となった楠の精で演じる。
照の会(てらすのかい) 神戸公演TOP▲
8月8日(日) 19:00〜 神戸・湊川神社 神能殿
演目・出演者:
能「正尊」 上田拓司、上田貴弘、福王和幸、藤井完治 他
能「花月」 上田宜照、江崎金治郎、上田貴弘 他
狂言「鬼瓦」 茂山千之丞、松本薫 他

入場料:正面指定席 6000円
一般(自由席) 5500円(前売り5000円)
学生(自由席) 2500円
主催:瓦照苑
共催:関西楽劇フェスティバル協議会

[公演内容]
「花月」(かげつ)
自称、「天狗にとられた少年」が、清水寺門前で、父親に再会する能。少年 が戯れの歌を謡い遊ぶ「小歌」、桜の花を踏み散らす鶯を弓矢で狙う「弓の段」、清水寺縁起物語を謡い舞う「クセ」、又、「鞨鼓」など、芸尽くしの能です。

「正尊」(しょうぞん)
源義経は、平家を滅ぼした後、兄頼朝と不和になる。義経に対し、鎌倉より刺客として、土佐坊正尊が送られるす。義経、弁慶などに詰問され、危急の場をしのぐ為、正尊が読み上げる「起請文」(誓いの文)は、序破急をつけ、特殊な拍子で、節を駆使して謡い上げる為、能では、重い習いになっています。又、最後には、義経側対、正尊側の斬組になります。宙返りをしたり、直立のまま倒れたりと、目を驚かす舞台です。

「鬼瓦」(おにがわら)
都から故郷へ帰ることになった大名が、都の名残に、因幡堂へ参ると、屋根の鬼瓦が、故郷の妻に似ているという、狂言らしい、おかしみのある舞台です。

※公演の内容およびチケット予約・購入についてのお問い合わせは、
下記宛に電話ないしFAXにてお願いいたします。

関西楽劇フェスティバル協議会事務局
〒604-8401 京都市中京区丸太町通七本松 (財)京都市生涯学習振興財団内
TEL/FAX : 075 (393) 6379


【関連公演情報】
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尼崎薪能TOP▲
8月5日(木) 17:30〜 大物川緑地野外能舞台(阪神大物駅徒歩5分)
演目:仕舞・尼崎こども能楽教室
能「半蔀」
 他


入場料:無料
問い合せ先:(財)尼崎市総合文化センター Tel:06-6487-0810

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