タイトル文楽
文楽公演

8月 6日(火)18:30 国立文楽劇場
本公演 「曽根崎心中」  初演300年
     生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段

竹本住大夫  鶴沢寛治  吉田玉男  吉田簔助 他

    同日  17:00
国立文楽劇場小ホール
小公演「人形一人遣いから三人遣いへ」(仮)

主催:関西楽劇フェスティバル協議会
制作:国立文楽劇場

入場券:\3,600(団体割引料金)
*小公演は入場無料
(小公演の入場については協議会事務局にお問い合わせください)

 

●演目の内容

 6日(火)        文楽公演  「曽根崎心中」
               小公演  「人形一人遣いから三人遣いへ」


  国立文楽劇場の7、8月公演は、恒例のとおり三部制で上演されるが、第三部サマーレイトショーの演目である「曽根崎心中」が「楽劇の祭典」への参加公演となる。  元禄16年(1703)4月に、曽根崎の露天神の森で醤油屋手代平野屋徳兵衛と新地の遊女天満屋お初が心中した事件を脚色した「曾根崎心中」は、近松の世話浄瑠璃の第一作としても記憶される作品。本年は、これの初演三百年にあたっており、その記念の公演である。  同劇場の小ホールで催される「人形一人遣いから三人遣いへ」は「楽劇の祭典」のための特別公演であり、近松の時代には基本であった人形の一人遣いの形を復原上演する。昨年の「楽劇の祭典」に際して行われた、小ホールを用いた実験的な試みであるが、本年度はさらに趣向をこらして、このテーマに取り組むことを考えている。

 

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